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がんばろう共感覚者
文言なし原画

ごちゃごちゃしてる上に、高彩度の中間色だらけで、人によっては頭がクラクラするかもしれません。
私はこういう、強烈なポップカラーが錯綜するビジョンを見たり描いたりすると、心が落ちつきます。
ただ、これは格別に私が共感覚者だからというわけでもないようで、シックな色彩に落ちつきを感じる共感覚者もおられます。
漢字・ひらがな・数字・ハングル、英字の書記素色覚はかなり強く、その文字を覚えたときから何十年間も、全く変わっていません。
文字の色は、その形や読みを覚えた瞬間に知覚し、以降、変化しません。
絵の左下にある矢印は方位です。
「右」(という概念)だけ、奇妙にツルンとしたガラスコーティング感があります。
右上の東西南北の方位の色も、昔から不変ですが、これは方位概念というより「東西南北」の漢字の色が干渉している気がします。
中心上にある時計は、その時間に知覚する色で、これは弱いです。
色聴(音・音楽・音階に色)も、加齢に伴い弱まりつつあり、日によって知覚したりしなかったりします。
しかし、今でもいくつかの特定の音楽や音には色を強く感じる場合があり、立体感や質感を伴うこともあります。
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